園芸インストラクター認定試験
年齢制限無し 学歴不問 実務経験不問
資格について
誰でも行う事が可能で、しかも特に必要な国家資格の必要の無いのが国家資格です。言い換えれば、園芸とは植物を育てる技術で、同時にそれを見て楽しむのも園芸です。つまり園芸には、植物育成の楽しみと、同時に技術を向上させて生産性などにも影響を与えます。園芸の「芸」とは芸術の「芸」であり、生きた植物を通じた美的文化でもあります。盆栽、あるいはガーデニングは、非常に有名な技術と美観を大切にするため、芸術の観点からその視点で多くは評価されます。
園芸には、家庭菜園から大規模農業に通じる作物を網羅するジャンルと、鑑賞や趣味と密接な分野の2つに大別できるという事です。園芸インストラクターはその2つへの理解と、相互的な関係や繋がりを知る、知識を得る必要があります。園芸インストラクターの主体的な知識は、ガーデニングです。つまりガーデニングの設計、図面などの知識、設計・施工なども関係します。自宅だけではなく、一般家庭の鑑賞用園芸の楽しみを指導し、また生活の中に存在する植物の潤いの素晴らしさを伝える、園芸芸術の伝道師でしょう。ガーデニングと言っても、その幅は和洋問わずですが、やはり大きな発展を遂げたのは、イギリスと日本です。この関係は密接で実は所縁もあり、イギリスと日本は緑と水が豊富な国でもあります。これは国土面積に対して森林が多いという、その国の特徴があるからですね。そうした背景から、生活の中に自然の林や森が存在し、だからこそ庭園文化が花開いたというわけです。
日本のガーデニングと言えば、枯山水などの日本庭園があるでしょう。どちらも設計やデザインがあります。ガーデニングの文化は、この庭園技術の一般家庭への応用です。造園や園芸と呼ばれた場合、一般的には家庭菜園を指さないのはこのためです。鑑賞用とはいえ、豊かな花や植を生活空間に取り家れることは、ライフスタイルをより心地よい空間にしてくれます。またそうして家庭的な庭園技術は、ガーデニングの場合、西洋の方式、知識と技術の多大な影響を受けています。
今では鑑賞と栽培を同時に叶える楽しみと実益を兼ねたガーデニングも盛んです。更にそのような場合は、技術も非常に園芸としては高度になるでしょう。またガーデニングの技術は、栽培・育成する技術や知識だけで成り立つのではありません。人の居住空間とその周辺を美的に整え整備する、簡単な土木技術も要します。石組み、レンガ仕立て、あるいはガーデニング・オーナメントの配置や、カラーリング、配色やレイアウトにまで及びます。その際に使われる技術は、日本におけるガーデニング技術の多くはイギリスの庭園技術の応用です。規模の小さな庭園を設計することは、一般家庭ではもはや定番として普及しています。「箱庭」あるいは、ミニチュアサイズの小さな自然を再現することでもあるのです。住宅事情でどうしても大きな庭を持てない現状でも、プランターや小さなスペースを活用して、上手にガーデニングを行うことは可能です。
そうした現代の一般家庭における、わかりやすいガーデニング知識や、園芸の楽しさを伝えるのが、正に園芸インストラクターの役割でしょう。これは誰でも所得出来る資格ですし、またその知識や技術を誰もが共有して、自分の生活に活かせる点では非常に有益です。
受験資格
無し
試験内容
主に園芸全般の植物の種類や技術、ガーデニングの定番スタイルや用具、資材、技術などの知識が問われます。
合格率
70%以上
試験日程
2月20日~25日
4月20日~25日
6月20日~25日
8月20日~25日
10月20日~25日
12月20日~25日
試験会場
在宅受験となります。協会のホームページから受験の申し込みを行うと問題用紙と回答用紙が送られてきます。
試験費用
10,000円(消費税込み)
合格発表
合否は翌月20日に通知が自宅に届きます。
資格の主催団体・組織
団体名 | 日本インストラクター協会 |
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住所 | 情報無し |
webサイト | https://www.jpinstructor.org/ |