音楽療法カウンセラー認定試験
年齢制限無し 学歴不問 実務経験不問
資格について
音楽療法インストラクター認定試験は、音楽が人に与える身体的、精神的な影響を知った上で、それを実際の生活向上やカウンセリングなどに使うことの出来る技術を認定するものです。それぞれの音楽の特徴を元に、その場や精神状態にあった音楽を選択することで、感じ方やストレスを軽減できるとされており、これが医学的にも、マーケティング的にもかなりよい影響を及ぼしているのです。スーパーなどで明るい音楽が流れるのも、購買意欲をそそる効果があるからであり、こうした適切な音楽選択は、病気だけでなく、日常生活にも非常に密着しているものといえるでしょう。
一方で医学的に見ると、近年世界的に見ても精神疾患の罹患数はかなり上昇しており、日本では特に自殺や過労といった社会問題と関連して取り上げられています。こうしたストレス社会の中で、少しでも音楽の力を借りて仕事やメンタル面のバランスを整えていこうというのが音楽療法の試みです。非常に専門性の高い職業といえる中、実際にその技術を習得、実践している人は非常に少なく、また学習できる場所も限られているなど、なかなかビジネスにつなげるのに苦労している人も多いのではないでしょうか。そんな人にこそこの資格は有用です。インストラクター資格ですから、勉強して資格を取得できた暁には、実際の音楽療法インストラクターとしてすぐに活動することができるのは、かなりの特典でしょう。認定書やカードなども優良ですが付いてきますから、資格をアピールする上でも非常に容易であるといえそうです。
実際に資格を取得した人の中には、お店を経営していたり、転院として働いている人も多く、上手く日々の仕事と音楽を結びつけてキャリアアップを図っている人もいます。また、医学的な側面から行くと、老人ホームや精神科といったフィールドにおいて、デイケアや集団療法の一環で音楽を使ったアクティビティが開催されており、こうした活動の中心として活躍している人も多くおられます。音楽療法に携わる人の資格としては音楽療法士がありますが、臨床経験が必要であったり、最低でも専門学校を卒業している必要があるなど、なかなか敷居が高いことも現実です。その点において、この資格はインストラクター資格ながら前提条件なしで受験することができ、多くの一般の興味ある方が受験して見事合格を勝ち取っていますから、非常に手に入れやすいといえます。将来的に専門士の資格を取得する上でも、ステップとして基礎的な部分をこの資格の勉強で学んでおけば、後の専門資格の勉強も容易でしょう。
取得した人の声として、店舗の売り上げが伸びた、といったうれしい声から、キャリアアップにつながった、施設で音楽療法に携わる仕事に就くことができた、など非常に実務的に効果が高い声が実際に寄せられており、名ばかりの資格ではなく、効果が高いことが明らかとなっています。
また、自宅やカルチャースクールなどで講師活動をする音楽療法インストラクターの方や、イベントなどで効果的な音楽効果を出せるプランナーの方など、音楽療法を世に広めるとともに、より人が大勢集まる場所で良い効果を発揮できている人も大勢いらっしゃるため、ビジネスキャリアとしてかなり有用であることが判るでしょう。
受験資格
無し
試験内容
音楽療法と生活の質(QOL)、音楽療法の種類やイメージ誘導法、年齢や疾患、リハビリテーション別の音楽療法、集団音楽と個人音楽などの知識が問われます。
合格率
70%以上
試験日程
2月20日~25日
4月20日~25日
6月20日~25日
8月20日~25日
10月20日~25日
12月20日~25日
試験会場
在宅受験となります。協会のホームページから受験の申し込みを行うと問題用紙と回答用紙が送られてきます。
試験費用
10,000円(消費税込み)
合格発表
合否は翌月20日に通知が自宅に届きます。
資格の主催団体・組織
団体名 | 日本インストラクター協会 |
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住所 | 情報無し |
webサイト | https://www.jpinstructor.org/ |