資格について

人々が抱える悩みや問題に対して専門的な知識を用いて解決へと導く高いスキルを必要とするカウンセリング。医療面や心理面などで様々な面から何かと悩みや問題を抱えがちな現代の人にアプローチをしていきますが、的を外したアドバイスは心の傷や悩みをより大きく広げてしまう恐れもある事から、メンタル面に関する高い知識が必要となります。そこで今回はメンタルとカウンセリイングに関連した認定資格の一つであるメンタル心理インストラクター認定試験について話をしていきたいと思います。JIA日本インストラクター協会が主催をしている認定資格でメンタル心理インストラクターの認定試験に合格する事で資格を取得する事ができます。試験費用10,000円、インターネットより申し込みを行います。試験は2か月毎に実施されており、各試験は5日間実施されています。

JIA日本インストラクター協会ホームページよりメンタル心理インストラクター専用ページ内より試験申し込みを行うと、後日郵送で必要書類が自宅などに送られてきます。書類の中に試験専用回答用紙が同封されていますので、そちらに試験の解答を記入し、5日間設けられている試験期間中に郵送にて協会へ記入済みの解答用紙を返信する事で受験が完了します。尚、合否はおよそ1か月程度で判明します。メンタル心理インストラクターの試験にはカウンセリングに際する相談援助、カウンセリングの倫理、インテーク面接(相談者に行う最初の面接の事)、共感的理解、転移、適応機制、カタルシス(心の浄化を目的とした感情や葛藤を発散する手法の一つ)、心理アセスメント、チーム医療、地域精神医療、ケースカンファレンス、来談者中心療法、指示的カウンセリングなどを学んでいき、これらの基礎的知識があると認められた者に対して資格を付与します。

試験範囲は広く、難しい問題も多く出題される事から、独学での受験対策を行うにはかなりの難関と言えます。そこでお勧めなのがメンタル心理インストラクター資格取得対策のために開講されている通信講座の受講です。通信講座ではメンタル心理の初心者でもスムーズに学ぶことが出来るようにステップ方式で開設や問題がなされていることから、少しずつ知識を身に付ける事ができるようになっています。また、この通信講座では受講後に自宅での学習⇒添削⇒通信講座の卒業⇒受験の流れを意識しており、試験内容に沿った添削を受けられるので苦手な点なども分かりやすくなるため、学習計画が立てやすくなっています。更に、通信講座のコース内容によってはJIA日本インストラクター協会が主催しているメンタル心理インストラクターの認定試験と、JAAMP日本アロマメディカル心理セラピー協会が主催するメンタル心理ヘルスカウンセラーの認定資格の2資格を同時に取得する事ができるコースもありますので、メンタル心理面でのより高度なスキルを身に付けたいと考えている方にとっては最適な通信講座コースとなっています。

認定資格を取得はメンタル心理インストラクターとして活動する事ができますので、心に悩みや葛藤を抱えている方のサポートをする事が可能です。また、2資格を取得された方はメンタル心理インストラクターとして活動出来るうえ、面たる心理ヘルスカウンセラーとしての活動を行う事も出来ますので、より幅広い活動が出来るとともに、多くの人に貢献する事ができるようになります。誰かの役に立ちたいとお考えの方や介護士として多くの高齢者と接点を持っておられる方などにもメンタル心理インストラクターで得た知識を活かす事ができるほか、様々な職業で知識を活かす事ができますので、これを機に資格取得に挑戦されてみては如何でしょうか。

受験資格

無し

試験内容

相談援助・カウンセリングの倫理・インテーク面接・共感的理解・転移・適応機制・カタルシス・心理アセスメント・チーム医療・地域精神医療・ケースカンファレンス・来談者中心療法・指示的カウンセリングなどの基礎的知識が問われます。

合格率

70％以上

試験日程

2月20日～25日
4月20日～25日
6月20日～25日
8月20日～25日
10月20日～25日
12月20日～25日

試験会場

在宅受験となります。協会のホームページから受験の申し込みを行うと問題用紙と回答用紙が送られてきます。

試験費用

10,000円(消費税込み)

合格発表

合否は翌月20日に通知が自宅に届きます。

資格の主催団体・組織