資格について

大人の女性は忙しい。働いている人も、家庭に入っている人も、あっという間に過ぎてしまう毎日。それもそのはず、女性には求められている役割がたくさんあるのです。それでも女性ですから、綺麗でいたいと思う気持ちは捨てきれません。少ない時間・限られた予算の中で、色々な形で自分を磨く努力をしています。

お化粧やお洋服等自分を表現する方法はいろいろありますが、その一つに「ネイル」が挙げられます。それは毎日を頑張っている自分へのご褒美であり、もっと頑張ろうと気持ちを奮い立たせてくれるきっかけでもあるのです。

ちょっと疲れた時、綺麗な自分の爪を眺めてみてください。ちょっとテンションを保つことが出来るはずです。もう一仕事頑張ろう、もう一か所掃除をしよう。嘘のように聞こえるかもしれませんが、ネイルはそんなあとひと踏ん張りをサポートしてくれます。

それだけではなく、ネイルは綺麗な女性でいたいと願う女性の気持ちを後押ししてくれる効果も期待することが出来ます。爪が可愛いね。お洒落だねと気が付いてくれる周りの人からの一言は、自分への自信を高めてくれるでしょう。

大切な爪を痛めてしまわないように自然と一つ一つの仕草が丁寧になり、仕草も女性らしくなります。その積み重ねが内側からの女性らしさを高めてくれるため、魅力的な女性になる一つのきっかけとなります。

更に、ネイルは周りの人からの評価を高めることにも繋がります。女性が自分磨きでまず取り組むのは、強い印象を与えるお化粧やお洋服の工夫だと思います。第一印象では目立たないネイルはどうしても優先順位が低くなりがちです。しかし、そんなネイルを綺麗にしている女性は、細やかなところまできちんと配慮することが出来る人としての評価を受けやすくなります。

このように、ネイルは女性自身の楽しみやモチベーションアップとして機能するだけではなく、周りからの印象形成にも左右しているのです。しかし、そうはいってもなかなかセルフケアでは美しいネイルを維持することが出来ません。

それもそのはず、ネイルは極めれば実に奥が深いのです。適切な道具を選択し、正しい方法で使用する知識や、ネイルを施す前の爪の手入れから始まり、ネイルの正しい塗り方、綺麗なネイルの維持の仕方、爪を痛めないネイルの落とし方など、専門的な知識や技術が必要になって来るのです。更に、専門性高めようと思ったら、爪の構造や病気・感染や衛生管理に関する知識も身に着けておくことが必要になります。

しかし、ネイルの良いところは一度それらの専門的な知識や技術を習得してしまえば美しい爪を維持することが出来るところです。プロでなくても気軽に始めることが出来るネイルを楽しむことで、楽しみが増え爪も綺麗になり、毎日の生活に少し張り合いを持つことが出来ます。

また、ネイルに関する知識や技術を極めることで、専門家として活躍することも可能です。実際に、ネイルショップで働いている人や、自宅でネイルチップを作成し販売している人もいます。

ネイルを仕事にしたいと考えている人のために、ネイルに関する資格もいくつか制定されるようになってきました。その一つが今回ご紹介させていただくネイルアートデザイナーです。この資格は、ネイルを行う際に必要な道具を正しく使用し、ネイルの手入れも正確に行った上で、オリジナリティあふれるネイルをデザインできる力があることを証明してくれる資格となります。

この資格を習得することで、ネイルアーティストのプロであることが証明されるため、メイルサロンの就職が有利になったり、自宅でネイルチップを作成し、販売したりすることが出来るようになります。また、この資格は資格を認定している日本デザインプランナー協会より講師として活躍することが認められている資格でもあります。自宅やカルチャースクールでネイルに関する教室を開き、知識や技術を伝授していく形でネイルに携わった仕事に従事することもできます。

受験資格

誰でも挑戦することが出来ます

試験内容

試験は筆記試験です。試験範囲は、爪や皮膚の構造を始めとした人体の構造や、感染と免疫、爪の病気や衛生管理など多くの知識を持ち合わせ、尚且つネイルアート、イクステンション、リペアなどの技術に関する知識から出題されます。

合格率

平成26年度の受験者は10447人、合格者数は2311人でした。合格率は22.1％でした。

試験日程

受験は在宅です。受験を希望している前の月までに、日本デザインプランナー協会のHPにアクセスし受験申し込みを行います。すると問題用紙と回答用紙が送られてくるので、所定の期日までに回答を行い回答用紙を提出してください。それによって受験は完了となります。

試験会場

在宅受検です

試験費用

費用は1回1万円です

合格発表

合格発表は、受験の翌月20日に発送されます

資格の主催団体・組織