スイーツデコデザイナー
年齢制限無し 学歴不問 実務経験不問
資格について
まるで本物のスイーツがそのまま飛び出してきたような「スイーツデコ」。その可愛らしいフォルムで女の子や若い女性の心を見事につかんでいると言っても過言ではないくらい、未だにその人気は衰えていません。ケーキやパフェ、マカロンやクッキーなどの愛らしい形のフェイクスイーツが身の回りの色々な小物を魅力的にデコレーションしてくれています。その魅力は根強く、今なお多くの人から支持されている商品の1つです。
スイーツの種類も豊かですが、そのスイーツたちはかなりの種類をデコレーションしています。例えば、携帯電話のカバーやキーホルダー、クリップの飾りやティシュケース、シガレットケースなど、一見無機質に見えるような小物を華やかに変身させてくれるスイーツデコ。フェイクスイーツで彩られた小物たちに囲まれているだけで、幸せな気分を引き起こしてくれます。
様々な商品が市販されていますが、実はスイーツデコは意外と簡単に自分でも作ることが出来るんです。その材料はなんと「粘土」。更に、現在は様々な商品が開発されており、100円均一でもスイーツデコのための材料をそろえることが出来ます。単純な作業で安価に始めることが出来るため、小さなお子さんから挑戦することが可能であり、現在ではお子さん向けに専用の玩具が開発されるに至っています。
もちろんお子さんだけではなく、スイーツデコの魅力に取り込まれた女性たちの間でも、ハンドメイドでオリジナルのスイーツデコは注目されています。自分で一から作品を作ることもできれば、既に販売されているパーツを自分好みに組み合わせてオリジナルの商品を作ることもできる。その手軽さ、汎用性の広さが注目されており、友人同士でお揃いの物を作ってみたり、SNSで自作の作品を紹介してみたり、色々な形で親しんでいる人が増えているのです。
誰でも気軽に挑戦することが出来るスイーツデコですが、やはりプロが作成したものは一味違います。華やかな見た目や繊細な細部の細工は、やはりプロでないと作ることが出来ません。商品化されているようなスイーツデコを作成しようと思ったら、専門的な知識と技術、そして長年にわたって経験を重ねることが必須となってきます。
そうしてスイーツデコに関する専門的な知識や技術、そして経験を重ねていくと、将来的には自分が作った作品を商品化し、広く流通させることも夢ではありません。自分が作った商品を購入し使ってくれる人がいる。それは大きな達成感に繋がり、自分の自信へと繋がっていきます。趣味の領域を超え、仕事としてスイーツデコを制作していきたいと考えている人には、専門家の資格を取ることがお勧めです。スイーツデコに関する民間資格は多く制定されており、多くの人がデコスイーツの専門家として活躍しています。
スウィーツデコデザイナーもそんな資格の1つです。この資格は、様々な種類のスイーツデコが作れること、フェイクスイーツを本物に近づけるための専門的な技術に精通していること、道具を正しく使用することが出来ること等の知識や技術が、専門家としての領域にまで達していることを証明しています。
この資格を習得することで、自分の商品を販売したいと思った時に、専門家として名乗ることが出来ます。それは顧客の信用を得ることに繋がり、商売を行う上ではとても重要な要因です。
また、この資格は、資格取得後に講師として活躍することが認定協会から認められています。そのため、自宅やカルチャースクールで、スイーツデコの作製教室を開き、生徒に教えていくことも可能です。働き方の幅を広げてくれる資格であり、スイーツデコに携わる仕事に就きたいと考えている人にはお勧めの資格となります。
受験資格
誰でも挑戦することが出来ます
試験内容
試験は筆記試験です。デコレーションの歴史、また技術や道具の使用用途を理解し、尚かつスウィーツデコレーション制作に必要な技術に関する問題が出題されます。
合格率
平成26年度は、1984人が挑戦し、合格者は881人でした。合格率は44.4%となっています。
試験日程
試験の1カ月前までに日本デザインプランナー協会から申し込みが必要になります。協会のHPから申し込みを行うと、自宅に問題用紙と回答用紙が送付されてくるので、所定の期日までに回答を行います。そして指定された送付先に回答用紙を送ることで受験完了です。
試験会場
受験は在宅受検です
試験費用
費用は1回1万円です
合格発表
合格発表は、受験の翌月20日に自宅あてに発送されます
資格の主催団体・組織
団体名 | 日本デザインプランナー協会 |
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住所 | 東京都中央区日本橋兜町5-1 AIG兜町ビル3階 |
webサイト | https://www.designshikaku.net/ |